無闇に作っては駄目!
マンションの場合は、すでに間取りが決まっていますし、リフォームして増やすにも限界があります。その点で言えば注文住宅なら自在に収納スペースを確保することができます。ただ、収納スペースが多い方が良いと考えがちですが、その分部屋が狭くなるということも頭に入れておかなければいけません。無闇に作ってしまうと、結局使わないまま無駄になってしまうといったことになるため注意が必要です。
そこで注文住宅を作る前にやっておきたいのは、現在自宅にはどれだけの荷物があるのかを見ておくことです。もしも使用頻度が高い荷物が多いようなら、リビングや自分の部屋の収納スペースを広く取ると良いです。コツとしては、奥行きはほどほどにして、幅を広くすることです。すると奥のものを取るために手前の荷物を取り出す必要がなくなります。

いろんな収納スペースについて
キッチンは料理道具や食材で溢れてしまいがちです。そんな時にはパントリーという収納スペースも検討しておくと良いです。冷蔵庫や電子レンジといった電化製品も入れられるため、キッチン周りがすっきりとします。
また、小さな子供がいる家庭だと、どうしてもリビングにおもちゃが散乱してしまうことが多いです。その場合は間仕切りを立てておきたいです。そこにおもちゃを収納しておけば、キッチンで食事の用意しながら子供がおもちゃを片付けている様子を見守れます。そして子供が大きくなって間仕切りがいらなくなれば、取り外してリビングを広げることも可能です。他にも屋根裏や庭に倉庫を置く、あるいは床下に収納スペースを作っておけば、部屋を狭くせずにすみます。